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含ます

ふくます
動詞-五段-サ行
1
標準
to soak
文例 · 用例
熱い、甘い茶を唇で吹きながらスプーンで俺に含ますのである。
里村欣三 苦力頭の表情 青空文庫
で、水を含ますと、半死の新造は皺涸れた細い声をして、「お光……」と呼んだ。
小栗風葉 深川女房 青空文庫
また、歯の痛みを止めるマジナイにはいろいろありますが、今その一つを挙げてみると、いかなるわけかよく分かりませんが、桃の枝の東方に向かっておるのを取って、これを楊子に削り、それをもって痛む歯に「南」という字を三度書いて歯に含まするときは、痛みが止まる。
井上円了 妖怪学一斑 青空文庫
男の唇はやっと彼女に与えられ、神丹を含ますように、彼女の精気を気永に扶けた。
吉川英治 新・水滸伝 青空文庫
ああ、今よ、母は子に乳をふくますと子の父のその母のこと思ふらむ。
北原白秋 海豹と雲 青空文庫
「どれ、この爽涼の気持ちで線を引こう」 私は筆へ丹念に墨をふくます
上村松園 棲霞軒雑記 青空文庫
ふくます事にのみ我春ぞゆく   静廼 我児に乳ふくませ、家事に没頭して暮す人妻。
杉田久女 大正女流俳句の近代的特色 青空文庫
すこぶる高尚なる意味をふくましむることの出来るのは、ちょうど社会主義なる言葉の内にも必ずしもおそるべく憎むべき破壊的なる思想をふくますべきものでなく、穏な高尚な建設的なる内容を、含蓄せしむることが出来ると同じである。
新渡戸稲造 自警録 青空文庫
作例 · 標準
スポンジに水をたっぷりと含ます
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乾いた布に薬液を含ます
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炊き立てのご飯に酢を含ますと寿司飯になる。
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含ます(ふくます) — 幻辞.com