徒長
とちょう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
unproductive growth (of a plant or tree)
文例 · 用例
好事となると実行せずに居れぬ性分で、ある時|菓樹は幹に疵つけ徒長を防ぐと結果に効があると云う事を何かの雑誌で読んで、屋敷中の梨の若木の膚を一本残らず小刀でメチャ/\に縦疵をつけて歩いたこともあった。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
ことによるとちょうどその辺を今電車が走っているのかもしれないのである。
— 寺田寅彦 『子規自筆の根岸地図』 青空文庫
するとちょうざめがううと一つうなりました。
— 宮沢賢治 『サガレンと八月』 青空文庫
「ドカン、ドカドカ、ドカーン」といったような不規則なリズムを刻んだ爆音がわずか二三秒間に完了して、そのあとに「ゴー」とちょうど雷鳴の反響のような余韻が二三秒ぐらい続き次第に減衰しながら南の山すそのほうに消えて行った。
— 寺田寅彦 『小爆発二件』 青空文庫
すみませんが、ちょっとちょうちんの火をかしてください。
— 新美南吉 『ひとつの火』 青空文庫
するとちょうど、それに返事するように、どこか遠くの遠くのもやのもやの中から、セロのようなごうごうした声がきこえて来ました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
潮を吹くとちょうど本にあるようになります」「くじらなら大きいわねえ」「くじら大きいです。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
するとちょうどそこを、大きな荷物をしょった、汚ない浅黄服の支那人が、きょろきょろあたりを見まわしながら、通りかかって、いきなり山男の肩をたたいて言いました。
— 宮沢賢治 『山男の四月』 青空文庫
作例 · 標準
日当たりの悪い場所に置いていた苗が徒長してしまい、ひょろひょろと頼りなく伸びた。
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肥料をやりすぎると、葉ばかりが茂って徒長し、花が咲かなくなることがある。
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徒長した枝を剪定することで、株全体の風通しを良くし、病害虫を防ぐ。
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