神有り
かみあり
名詞
標準
文例 · 用例
凝重穎鋭の二句、老先生|眼裏の好学生を写し出し来って神有り。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
パスカルの理論からすれば、『神有り。
— 太田健一 『脳細胞日記』 青空文庫
それが『神有り』の意味なんだ」「でも何故神様が存在の意味とイコールにならなくっちゃいけないんだい?
— 太田健一 『脳細胞日記』 青空文庫
表面は蛟龍雲を吐いて神有の祕密をそめて見るや裏面には伶人|額をたれて物思ひ煩ふなよび姿才華悧悧たる眼ざしには工匠が怨みもこもりけんよ。
— 萩原朔太郎 『古盃』 青空文庫
梅花 方秋崖有梅無雪不精神有雪無詩俗了人薄暮詩成天又雪與梅併作十分春(雪字三、梅、詩、有、無の四字は各※二)(梅あるも雪なくんば精神ならず、雪あるも詩なくんば人を俗了す。
— 河上肇 『閑人詩話』 青空文庫
而も、其数日後の九月尽に、神有月に参加せられるのを見送るのだと言ふが、此は恐らく、秋から冬への季の移り目の祓への考への上に、田の神上げの行事がとりこまれてゐるのらしい。
— 祭りの発生 その一 『ほうとする話』 青空文庫
「到八女縣、則越藤山、以南望粟岬、詔之曰、其山峯岫重疊、且美麗之甚、若神有其山乎、時水沼縣主※大海奏言、有女神、名曰八女津媛、常居山中、故八女國之名、由此而起也」八女縣ハ今ノ筑後國上妻下妻二郡ナリ。
— 白鳥庫吉 『倭女王卑彌呼考』 青空文庫
『霊魂不滅論』付録霊魂集説第一 神道の部日本書紀神功皇后巻云、神有誨曰、和魂服王身而守寿命、荒魂為先鋒而導師船。
— 井上円了 『通俗講義 霊魂不滅論』 青空文庫