荷橇
にぞり
名詞
標準
文例 · 用例
そこいらから起こる人声や荷橇の雑音などがぴんぴんと君の頭を針のように刺激する。
— 有島武郎 『生まれいずる悩み』 青空文庫
中央電信局の建築場では、労働者と荷橇馬が出切った木戸を、つけ剣の銃を手にもった若い番兵がしめて居る。
— 宮本百合子 『一九二七年八月より』 青空文庫
雪の上についた荷橇の跡、そこに落ちている馬糞。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
――暫く歩いた時、彼等の行手を遮るようにして横丁から一台空の荷橇が出て来た。
— 宮本百合子 『モスクワ印象記』 青空文庫