何時もながら
いつもながら
副詞名詞-の形容詞
標準
as always
文例 · 用例
観れば何時もながら面白く感ずるのだが、観るまでは大変憶怯で、結局一年に一度か二度しか歌舞伎を覗くことはないのが私のこれまでである。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
肉親は五月蠅い、と思はず、何時もながら痛感した。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
椎塚氏の絵には何時もながら閉口するが、しかしこの人は、別にこれらの絵を人に見せて賞めてもらうために描いているらしく見えないところを頼もしく思う。
— 寺田寅彦 『二科会その他』 青空文庫
『高村さん電報です』と、下宿のお主婦は、何時もながらの植民地帰りの寡婦らしい硬い声で、それでも弟の死だらうと、大概は見当が付いてゐたものとみえ、流石に眼を伏せて、梯子段の中途から、ソツと電報を投込んだ。
— 中原中也 『亡弟』 青空文庫
何時もながら、直ぐ向いの政務長官官邸が眼障りでならぬ。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
」と、何時もながらSの機智に対する、賞讃の笑いを送りました。
— 菊池寛 『たちあな姫』 青空文庫
また京の三座見物達も藤十郎の傾城買の狂言と言えば、何時もながら惜し気もない喝采を送っていた。
— 菊池寛 『藤十郎の恋』 青空文庫
「また何時もながら伊左衛門か、藤十郎どのの紙衣姿は、もう幾度見たか、数えきれぬ程じゃ」と、云う巷の評判は、藤十郎に取っては致命的な言葉であった。
— 菊池寛 『藤十郎の恋』 青空文庫
作例 · 標準
彼女が提出した新規事業の企画書の完成度の高さには、いつもながら感心させられる。
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クライアントからのいつもながらの無茶振りに、チームのメンバーは呆れながらも徹夜でデザインの修正を進めた。
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渋滞に巻き込まれて車内は険悪なムードだったが、いつもながらの彼の軽快な自虐トークに救われて笑いが起きた。
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「いつもながら見事な包丁さばきですね」と、カウンター越しに見惚れながら板前さんに声をかけた。
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