放牧
ほうぼく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #22624 · 青空 127 例
標準
pasturage
文例 · 用例
放牧される四月の間も、半分ぐらいまでは原は霧や雲に鎖されます。
— 宮沢賢治 『種山ヶ原』 青空文庫
一町ほど向うの溝の傍で、枯木を集めようとして、腰をのばすと浜田は、溝を距てゝ、すこし高くなった平原の一帯に放牧の小牛のような動物が二三十頭も群がって鼻をクンクンならしながら、三人をうかがっているのを眼にとめた。
— 黒島傳治 『前哨』 青空文庫
おのれと影とたゞふたり、 あれと云はれし業なれば、ひねもす白き眼して、 放牧の柵をつくろひぬ。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
放牧される四月の間も、半分ぐらゐまでは原は霧や雲に鎖されます。
— 宮沢賢治 『種山ヶ原』 青空文庫
十勝の方で放牧してあつた馬の群は、生え延びた毛をくしや/\に亂して、痩せ細つて馬子の乘つた先頭馬の尻からのろ/\と喰附いて歸つて來る。
— 有島武郎 『春』 青空文庫
夏秋ならば放牧の牛が一ぱいで、お嬢さんは恐がりなさるだろうと宿の主が言う峡に囲まれた平な原をしばらく歩いて行きますと、小沼に着きました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
絵馬には独立ちの馬を画けるもの、或は二頭立ちのものあれども、その中に特に異彩を放てるは大額一面に数百となき放牧の馬を画けるものならん。
— 北原白秋 『海阪』 青空文庫
周圍二十里、面積三萬三千二百町歩、放牧區域七十二區、各區をめぐる牧柵の延長七十里に達する大牧場――高臺の放牧地は、天然のままだが、造つた樣に出來てゐて、恰も間伐したかの如く、樹木がいい加減に合ひを置いて生えてゐる地上には、牧草が青々育つて、實に氣持ちのいい景色だ。
— 岩野泡鳴 『日高十勝の記憶』 青空文庫
作例 · 標準
春になると、雪解けを待っていた牛たちが青々と草の茂る高原へと一斉に放牧される。
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この農場ではストレスを減らすため、狭い牛舎に閉じ込めず一年中広い土地で放牧を行っている。
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羊の群れが丘の上で放牧されているのどかな景色を見て、都会の喧騒をすっかり忘れてしまった。
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