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貢税

ぐぜい
名詞
1
標準
文例 · 用例
七日、癸卯、鷹狩を停止す可きの旨、諸国の守護人等に仰せらる、事度々厳命有りと雖も、放逸の輩、動もすれば違犯有るの旨、聞食し及ぶに依りて、此の如しと云々、但し所処の神社の貢税の事に於ては、制するの限に非ずと云々。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
徳川家康の旧家保護主義はこれ等の家々をその土地の権威として苗字帯刀を許し、屋敷地は貢税を許された。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
貢税額はハッキリわからぬ。
原勝郎 東山時代における一縉紳の生活 青空文庫
貢税の物資を載せた官船が、海賊たちに狙われた例は、一度や二度の事ではない。
吉川英治 平の将門 青空文庫
そして数日間、中央との行政の打合せやら、貢税の状況などを、府官から訊き取ったりしていた。
吉川英治 平の将門 青空文庫
たとえば、国外へ逃亡するさい、行方郡、河内郡などの官倉の物を持って逃げたとか、また、在職中にも、貢税の者の頭を刎ねたとか、訴訟を聴くのに、一方から収賄を受けたとか。
吉川英治 平の将門 青空文庫
……そのため、貢税の時務を滞り、領民も怨嗟の声を放っているとは、つい今日の夜明け方、わが陣中へ立ち寄った弾正忠定遠どのの話でもあった」「何を申す。
吉川英治 平の将門 青空文庫
大書庫や貢税倉の棟からも、どす赤い焔が、唸りをたてて噴き始めた。
吉川英治 平の将門 青空文庫