従七位
じゅしちい
名詞
標準
文例 · 用例
博学深識の従七位、花咲く霧に烏帽子は、大宮人の風情がある。
— 泉鏡花 『茸の舞姫』 青空文庫
渠等は、すっと来て通り際に、従七位の神官の姿を見て、黙って、言い合せたように、音の無い草鞋を留めた。
— 泉鏡花 『茸の舞姫』 青空文庫
従七位の摂理の太夫は、黒痘痕の皺を歪めて、苦笑して、「白痴が。
— 泉鏡花 『茸の舞姫』 青空文庫
」 と従七位はまた苦い顔。
— 泉鏡花 『茸の舞姫』 青空文庫
七 杢若は筵の上から、古綿を啣えたような唇を仰向けに反らして、「あんな事を言って、従七位様、天井や縁の下にお姫様が居るものかよ。
— 泉鏡花 『茸の舞姫』 青空文庫
」「あれ、虫だとよう、従七位様、えらい博識な神主様がよ。
— 泉鏡花 『茸の舞姫』 青空文庫
」 従七位は、白痴の毒気を避けるがごとく、笏を廻して、二つ三つ這奴の鼻の尖を払いながら、「ふん、で、そのおのれが婦は、蜘蛛の巣を被って草原に寝ておるじゃな。
— 泉鏡花 『茸の舞姫』 青空文庫
……従七位様は何も知らっしゃらねえ。
— 泉鏡花 『茸の舞姫』 青空文庫
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従七位(じゅしちい)は、日本の位階における位の一つ。正七位の下、正八位の上の位階である。
出典: 従七位 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0