存命中
ぞんめいちゅう
名詞名詞-の形容詞
標準
in one's lifetime
文例 · 用例
父が長崎の県知事をしていたときに、招かれて、こちらの区長に就任したのでございますが、それは、ちょうど私が十二の夏のことで、母も、その頃は存命中でありました。
— 太宰治 『誰も知らぬ』 青空文庫
母の存命中は時々手紙をよこしていたが、母の没後は自然と疎遠になっていたので今度の病気の事も知らないでいた。
— 寺田寅彦 『備忘録』 青空文庫
わたくしは母の存命中に部屋を落成させようとして工事を急いだ。
— 森鴎外 『細木香以』 青空文庫
宇佐元緒、大熊浅次郎両氏の談によると有名な大隈言道氏は、翁の存命中、翁の住家に近い薬院今泉に住んでいたから、翁も師事していたかも知れない。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
「被告ダメス王の鼻は、王の顔面の静的動的両表現界の中央に位し、王の存命中傲然として何等の動的表現をなさむ。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
「組合は父が存命中よく招待状を送ってくださいまして、その後も忘れずに母とわたくしへと。
— A CASE OF IDENTITY 『同一事件』 青空文庫
「実をいふと、この幅は私の親父が存命中に手に入れたので、私一存では何うとも計らひ兼るのです。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
母はなかなかきかない気象の婦人であったから、存命中は婿養子との折合も好くなく、とかく家庭に風波の絶間もなかったが、それだけ一方にはしゃんとしたところを持っていた。
— 島崎藤村 『食堂』 青空文庫
作例 · 標準
祖母は存命中に一度も海外旅行をしたことがなかった。
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彼の功績は、存命中から高く評価されていた。
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彼女は存命中、多くのチャリティー活動に貢献した。
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