消防自動車
しょうぼうじどうしゃ
名詞
標準
fire engine
文例 · 用例
なんだか郊外の方へ一本道にずんずんと進んでゆくように感ぜられたが、そのうちに数台の消防自動車のサイレンが喧しく街を走っているのが聞えたので、ここはやはり東京市内だなと思った。
— 海野十三 『東京要塞』 青空文庫
地上の地獄 ウウウーと、物凄い唸声をあげて、真赤な消防自動車が、砲弾のように坂を駈け上っていった。
— 海野十三 『空襲警報』 青空文庫
消防自動車らしいのが、踏みつぶされた蟇のようにグシャリとなっていた。
— 海野十三 『棺桶の花嫁』 青空文庫
真昼、川向に火事があつた、人が走る、消防自動車が唸る。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
ところでこの間馬場先を通っていたらかねて新聞で披露されていた犯人逮捕用ラジオ自動車が消防自動車のような勢でむこうから疾走して来た。
— 宮本百合子 『或る心持よい夕方』 青空文庫
消防自動車が出てもその場を去らず、やがて百名の警官が出動して、丸の内署長がバルコニーから演説して、やっと群集が散った後には、主を失った履ものだの、女の赤いショールだのが算を乱していたという記事は、その場に居合わせなかった私たちにも、竦然とした感じで生々しい。
— 宮本百合子 『「健やかさ」とは』 青空文庫
街の中を消防自動車が物凄い唸り声を上げて馳って行きます。
— 蘭郁二郎 『幻聴』 青空文庫
消防自動車は火事かと思つて、ピユーピユー四方から走つてきました。
— 村山籌子 『お鼻をかじられたお猫さん』 青空文庫
作例 · 標準
道幅が狭いため、大型の消防自動車が入るのが難しい地域もある。
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消防自動車の赤いボディは、遠くからでも目立つよう特殊な塗装が施されている。
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火災報知器が作動すると、数分もしないうちに消防自動車が到着した。
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