夫婦約束
ふうふやくそく
名詞
標準
engagement
文例 · 用例
彼れの妹が道ならぬ戀の爲めに死なんとした事や、弟に夫婦約束をした女のある事や、其の他其の友達の上に起つた事迄も大膽に打開いて物語つた。
— 有島武郎 『半日』 青空文庫
無器用な彼は林檎一つむけず、そんな妓の姿を見て簡単に夫婦約束をなし、年期明けたら夫婦になろうと誓言をとりかわした。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
『正直なことを白状すれば、あの女は僕と夙に夫婦約束がしてあるのです。
— ―― Ibi omnis effusus labor ! ―― 『浪漫趣味者として』 青空文庫
その六人の女中のうち、ひとり目立って貧しげな女の子に、声高く夫婦約束をしてやって、なおそのうえ、女の微笑するようないつわりごとを三つも四つも、あらわでなく誓ってやったものだから、女の子、しだいに大学生を力とたのんだ。
— 太宰治 『狂言の神』 青空文庫
世間によくあるためしで、主人は船宿の女と夫婦約束でもして置きながら、それを反古にして他から嫁を貰った。
— 岡本綺堂 『恨みの蠑螺』 青空文庫
一方には女郎の千枚|起請や旅役者の夫婦約束が、何の苦もなく相手を自殺させるなぞいう奇蹟が続々と起って来ることになるのであります。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
重吉はおかんと夫婦約束をしていながら、さらに尾張屋のお朝とも親しくなった。
— 雷獣と蛇 『半七捕物帳』 青空文庫
その頃の書生には、こういう湯屋の女と夫婦約束をした人もあった。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
作例 · 標準
彼らは高校時代からお互いに夫婦約束をしていたらしい。
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遠距離恋愛だったが、二人は固い夫婦約束を交わしていた。
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「ねぇ、私たち、将来は夫婦約束しようね!」と幼い二人は笑い合った。
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