大蔵大臣
おおくらだいじん
名詞
標準
Minister of Finance
文例 · 用例
お前は林へ行って百合の花を一茎見つけて来てくれないか」 王さまは黒髯に埋まった大蔵大臣に言われました。
— 宮沢賢治 『四又の百合』 青空文庫
かしこまりました」 大蔵大臣はひとり林の方へ行きました。
— 宮沢賢治 『四又の百合』 青空文庫
わしは大蔵大臣だよ」 「うん、行くよ」子供はよろこんで叫びました。
— 宮沢賢治 『四又の百合』 青空文庫
始めはこの古い家柄を衷心から尊敬するスコッチの大蔵大臣の肝煎りで手堅い公債ばかり買い入れ、その利息で楽々生活費が支弁出来た。
— 岡本かの子 『バットクラス』 青空文庫
大蔵大臣をやめて仕舞ってからも、しばしば彼の失策の尻拭いはさせられ続けて来たスコッチの財政家も、とうとう煩に堪え無くなって彼に断り状を送りつけた。
— 岡本かの子 『バットクラス』 青空文庫
独逸、仏蘭西の戦ありし時、加特力派の国会に打勝ちて、普魯西方につきし、王が中年のいさをは、次第に暴政の噂に掩はれて、公けにこそ言ふものなけれ、陸軍大臣メルリンゲル、大蔵大臣リイデルなど、故なくして死刑に行はれむとしたるを、その筋にて秘めたるは、誰知らぬものなし。
— 森鴎外 『うたかたの記』 青空文庫
地震|鯰と大蔵大臣「不景気の最もコタエないのは学生で、その次は腰弁だ」という。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
「地震鯰」もこういう風にばかりゆすぶっていれば、大蔵大臣にして差支えない。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
作例 · 標準
例句