野締め
のじめ
名詞名詞-の形容詞
標準
killing one's catch on the spot (e.g. a bird)
文例 · 用例
何しろ深い谿間のじめじめした処だから、ずるずる止め度もなく、辷って、到頭深い洞穴のなかへ陥ちてしまったもんですよ。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
ヒラメの家では食事はいつもその小僧がつくり、二階のやっかい者の食事だけは別にお膳に載せて小僧が三度々々二階に持ち運んで来てくれて、ヒラメと小僧は、階段の下のじめじめした四畳半で何やら、カチャカチャ皿小鉢の触れ合う音をさせながら、いそがしげに食事しているのでした。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
なぜなら細民窟のじめじめした長屋住いや、おつけ臭い所帯話やを書いた文学が、実生活のための利益になるということは、いかにしても考え得ないから。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
たとえば用水が畔へ開き、田が一面の湖となる、雨上りの広田圃を見るような、鮒と鰌の洪水めいたが、そのじめじめとして、陰気な、湿っぽい、ぬるぬるした、不気味さは、大河の出水の凄いに増る。
— 泉鏡花 『沼夫人』 青空文庫
3 しかし、翌日はあいにくのじめじめとしたさみだれでした。
— 生首の進物 『右門捕物帖』 青空文庫
私は裏へ廻ると、日のささぬ軒下のじめじめした青黴に眺め入つたり、金網の中から覗いてゐる淡紅色の兎の耳の中の奇妙ないぼいぼに見入つたり、空を切つて大きく張り渡つた蜘蛛の巣の巧緻な形に驚いたり、水甕の底深く沈んでゐる鯉の美事な悠々たる鱗の端正さに、我を忘れる樂しさを感じようとした。
— 横光利一 『榛名』 青空文庫
お杉は自分のためにお柳から食を奪われ、甲谷の毒牙にかかり、そうしてこのじめじめした露路の中へ落ち込んだのではないか。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
我々は観客席(といつてもそこは材木と布でしきられた何坪かのじめじめした地面にすぎないのであるが)に立つて押しあいながら見ていた。
— 伊丹万作 『私の活動写真傍観史』 青空文庫
作例 · 標準
最も新鮮な味のためには、獲ったその場での野締め(のじめ)が推奨される。
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その狩人は、獲物を捕らえた直後に野締め(のじめ)を行う方法を見せた。
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この伝統的な野締め(のじめ)の方法は、鮮度を最大限に保つ。
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標準
killing a fish immediately to preserve its freshness
作例 · 標準
魚の品質を保つためには、釣った直後に野締め(のじめ)することが重要だ。
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漁師は、釣った魚の野締め(のじめ)の仕方を私に見せた。
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そのレストランは、迅速な野締め(のじめ)を経た魚を提供することを自慢している。
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