塚穴
つかあな
名詞
標準
grave
文例 · 用例
大きな塚穴があって前足の一方を切られた野猪が唸っていた。
— 田中貢太郎 『殺神記』 青空文庫
村の人は塚穴の口で火を焼いて煙をその中へ入れた。
— 田中貢太郎 『殺神記』 青空文庫
「旦那様が、ここへ来て急に見えなくなりましたから、不思議に思って、ここを掘ってるところでございます」 そこは大きな塚穴の口であった。
— 田中貢太郎 『崔書生』 青空文庫
崔と僕はその塚穴を掘ってみた。
— 田中貢太郎 『崔書生』 青空文庫
孔生は皆を塚穴の中に久しくいさしてはいけないと思ったので、皆で自分の故郷へ往こうと言った。
— 田中貢太郎 『嬌娜』 青空文庫
彼女はすでに死を覚悟していると、行くこと六、七里にして大きい塚穴のような所へ行き着いた。
— 捜神記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
因て塚穴をもなべていふ。
— 南方熊楠 『人柱の話』 青空文庫
あの暗くてじめじめした塚穴に入れられるのかと思いますと―― 死ぬ、その時になっても私は、「生きたい」と申すでございましょうきっと。
— 宮本百合子 『胚胎(二幕四場)』 青空文庫
作例 · 標準
発掘された古代の住居跡からは、意外にも小さな塚穴が見つかった。
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その隠された塚穴は、かつて秘密の儀式に使われていたと言われている。
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森の奥深くで、無数の小さな塚穴が並んでいるのを発見した。
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