お包み
おくるみ
名詞
標準
covering used to wrap a baby
文例 · 用例
「濡れないように風呂敷にお包みになって持っていらっしゃったら?
— 太宰治 『善蔵を思う』 青空文庫
……お部屋に行ってお包みをおいて袴を取っていらっしゃい、その上でゆっくりお話しする事があるから……」 二人の部屋からは貞世がひとりではしゃいでいる声がしばらくしていたが、やがて愛子は広い帯をふだん着と着かえた上にしめて、貞世は袴をぬいだだけで帰って来た。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
「先生、何だつてそんなに靴をお包みになるんです。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
芳子さんはお包みが出来ると、政子さんに、「お先にお帰りなさい」と云って教員室へ入って行きました。
— 宮本百合子 『いとこ同志』 青空文庫
その前のお客さまは、新しいニッケルをバラのままお出しになり、それからわざわざ手前の店に備えつけの貨幣を包みます紙がございますが、それを御請求になってご自分でお包みになって、預けていらっしゃったのでございます。
— 海野十三 『深夜の市長』 青空文庫
白絽の襟を襟止でとめ、重ね草履をはきお包みを片手にかかえながら、片手にもった扇子を唇に当てがって歩くという気分の女学生。
— 宮本百合子 『婦人と文学』 青空文庫
「お包みなく云って頂きたい。
— 直木三十五 『新訂雲母阪』 青空文庫
お包みを明けますヨ。
— 三宅花圃 『藪の鶯』 青空文庫
作例 · 標準
この言葉の定義は「covering used to wrap a baby」である。
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