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成り掛ける

なりかける
動詞-一段
1
標準
to be on the verge
文例 · 用例
声もかすかに呼びつれ呼び交すうちに、ふとわたくしはあのお雛妓のかの子さんの若さになりかける
岡本かの子 雛妓 青空文庫
」「はア……」新子は、危うく涙になりかけるほど、有頂天な嬉しさに浸っていた。
菊池寛 貞操問答 青空文庫
そろそろ暑くなりかける頃だつた。
石川啄木 我等の一團と彼 青空文庫
脂ぎつた顔が河馬のやうにだらしなくなりかけると、客足は現金なもので毎日のやうに寂れ出した。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
何のことはない、遊興してよい気持になりかけると入りかわり立ちかわり借金取りが現われるようなものである。
伊丹万作 私の活動写真傍観史 青空文庫
短篇小説は、職場の意識の低い男が飛びやになりかける
宮本百合子 「鎌と鎚」工場の文学研究会 青空文庫
そろそろ熱くなりかける時分のことで、教会堂風な窓々から明く射しこんで来る五月の日の光のみが残った。
島崎藤村 新生 青空文庫
フーマン自身もそれを知り、何か状態が複雑になりかけると、自分の単純な激情に駆られる性質を恐れるように、冷静な、狡智に長けたバーマンを傍に持とうとする。
宮本百合子 古き小画 青空文庫
作例 · 標準
雨が降り出し、土砂降りに成り掛ける直前で、なんとか家の中に逃げ込んだ。
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怪我の具合が悪化して手術に成り掛けたが、幸い薬で完治した。
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子供たちが喧嘩を始めて騒ぎに成り掛けたので、慌てて仲裁に入った。
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成り掛ける(なりかける) — 幻辞.com