誄詞
るいし
名詞
標準
funeral eulogy
文例 · 用例
大家とか先輩とか云ふことは、俺の様な落伍者を葬る誄詞なんだ。
— 平出修 『畜生道』 青空文庫
誄詞に用ゐられると、蘇生を言ふ。
— 折口信夫 『若水の話』 青空文庫
此を「誄詞」と言ふ。
— 折口信夫 『万葉集の解題』 青空文庫
此従者の歌ふ歌が、誄詞から分れて来て、挽歌となつて来る。
— 折口信夫 『万葉集の解題』 青空文庫
古くは各豪族各部曲から、代表者が出て、其々伝来の寿詞を申した事、誄詞と同様であつた事と思はれる。
— 折口信夫 『国文学の発生(第二稿)』 青空文庫
中臣寿詞以外、氏々の賀正事――誄詞も同じ物で、其用途によつて別名をつけたまでゞある。
— 唱導的方面を中心として 『国文学の発生(第四稿)』 青空文庫
譬へば、出雲人の系譜、又御大葬の際に称へた臣たちの誄詞――これは系譜及び寿詞の様である――から推しても、さうした事が考へられる。
— ――その基礎論―― 『日本文学の発生』 青空文庫
歴代天皇が、次々に帝位を繼承された次第は、天皇の大葬の時に、誄詞として唱えられていた。
— 解説 『古事記』 青空文庫
作例 · 標準
恩師の社葬で、ゼミの代表として私が祭壇の前で誄詞を読み上げることになった。
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彼の誄詞は、故人の温かい人柄と生前の功績を見事に表しており、参列者の涙を誘った。
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皇室の葬儀では、古式に則った格調高い誄詞が奏上されるのが通例となっている。
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