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玉清

ぎょくせい
名詞
1
標準
文例 · 用例
二人分、二枚の戸を、一齊にスツと開くと、岩膚の雨は玉清水の滴る如く、溪河の響きに煙を洗つて、酒の薫が芬と立つた。
泉鏡太郎 雨ふり 青空文庫
種民天の四ツの上が三境と云つて、太上老君天師太清境、九仙上清境、九眞玉清境、いづれも善美の世界であり、又其上の最上世界が即ち大羅天で、其中に過去元始天尊、見在太上玉皇天尊、未來金闕玉晨天尊が居たまふのである。
幸田露伴 道教に就いて 青空文庫
これぞ、玉清教主微妙道君、宋朝八代の徽宗皇帝とも世の申し奉った君だった。
吉川英治 新・水滸伝 青空文庫
どうぞ、おねがいですから玉清観へお詣りに行ってください」「寺院に用はありません。
孔明の巻 三国志 青空文庫
父の命日でもありますまい」「わたくしから、玉清観の道主におすがりしたのじゃ。
孔明の巻 三国志 青空文庫
孫策もそれには負けて、遂に轎の用意を命じ、道士院の玉清観へおもむいた。
孔明の巻 三国志 青空文庫
そのあとはまた、いつものように疲れきって、昏々と眠るが如く、大息をついていたが、われにかえると急に、「帰ろう」と、ばかりに玉清観の山門を出ていった。
孔明の巻 三国志 青空文庫