自儘
じまま
名詞
標準
selfish(ness)
文例 · 用例
やっと自儘に出来る身体になれたと言った。
— 岡本かの子 『家霊』 青空文庫
而して自称憂国家の作するところ多くは自儘なり。
— 北村透谷 『富嶽の詩神を思ふ』 青空文庫
しかしまた、一面から云えば、もう全社会が僕の死を信ずるようになれば、この連中とても自儘になって、その行動も現になって来る、――そうすると僕はいずれ早晩彼等を撃滅することが出来ることになる。
— コナン・ドイル 『空家の冒険』 青空文庫
「俺れが我が身というたとて、自由自儘に成るならば、今日の巫女も要るまいにい……」婆さんは同じやうな句を反覆した。
— 長塚節 『土』 青空文庫
但し年季ちゅうに自儘に店を飛び出したり、あるいは不埒を働いて暇を出されるような場合には、その金は主人の方へ没収されてしまうことになる。
— 岡本綺堂 『籠釣瓶』 青空文庫
ちょうど二ヶ年間に七百十五円の地所と家作代、それから百五十円の隠居建築費、合せて八百六十五円をお返ししましたが、都合の好い時に自儘に運んだので、私には、そう骨の折れたことではありませんでした。
— 不動の像が縁になったはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
そういう時には、やはりその絹地が先方の好みによるものだろうと思いますので、自儘に西陣のと取りかえるのもどうかと考えまして、そのまま用いますが、性に合わない絹へ描くことは、筆を執るものとして難儀なことの一つです。
— 上村松園 『迷彩』 青空文庫
其他様々の陰陽説に就き、今日吾々が古人と為りて勝手自儘に新説を作れば、旧説を逆にして陰陽を転倒すること甚だ易し。
— 福沢諭吉 『女大学評論』 青空文庫
作例 · 標準
彼は自分の都合ばかりを優先し、自儘な行動を繰り返した。
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「子供の自儘な要求には、時には毅然とした態度で応じることも必要だ。」
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「自儘に振る舞うと、周りの人たちとの関係が悪化する可能性があるよ。」
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