寝入りばな
ねいりばな
名詞
標準
when one has just fallen asleep
文例 · 用例
寝入りばなの咳がことに邪魔になった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
何も見まい何も聞くまいと、薄い掛蒲団の下で、ジッと眼をつむって、寝入りばなを装っているのに、「お姉さまア。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
寝入りばなを起された彼は、目が冴えて再び眠られなかった。
— 岡本綺堂 『両国の秋』 青空文庫
――ちょうど寝入りばなだったものですから。
— 平林初之輔 『夏の夜の冒険』 青空文庫
寝入りばなの邪魔をされたのが、よくよく癪にさはつたらしい。
— 芥川龍之介 『煙草と悪魔』 青空文庫
まだ外人等は寝入りばなで、食堂はがらんとしているから、私と園さんは異様な風体のまま食堂に闖入し、パンとハムエグスか何かでそこそこに朝飯を済ませサンドウィッチを作らせた上、人夫を引具し、勇ましくも(!
— 菊池幽芳 『雲仙岳』 青空文庫
相変らず、狡い手口―― 中では、寝入りばなを起こされたらしく、やがて、案の定、大戸の臆病窓が開いて、寝とぼけたこえが――「どなたさま?
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
それなり、しいんと、ひそまりかえった家内―― 大方、三郎兵衛の音ずれを聴きつけたのは、見世番の手代でほかの店のものは、寝入りばな――これまでの一切に、気がつかず、つい、そこで、同僚が殺害されたのも知らず、ぐっすりと、寝込んでしまっているのであろう。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
作例 · 標準
寝入りばなに電話が鳴り、びっくりして目が覚めた。
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子供は寝入りばなが一番可愛らしい。
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寝入りばなは体温が下がるので、風邪をひかないように注意が必要だ。
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