独り占い
ひとりうらない
名詞
標準
文例 · 用例
つまり、その廻転が十数回となく繰り返されるので、自然撚り目の最極の所に結節が出来、それがレヴェズの頸筋を、強く圧迫したからなんだよ」 そうして、事象としては完全な説明がついたものの、なんとなく法水には、それが独り占いのように思えてならなかった。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
これを水晶判断と謂って、西洋の一部信者のあいだにはあらたかなものとされているが、ノルマも、拳大の硝子玉を大事にしていて、それを凝視めては、始終独り占いをしていた。
— 牧逸馬 『生きている戦死者』 青空文庫
私は寝ころんで文庫本を読み、彼女はトランプの独り占いなどをやる。
— 豊島与志雄 『憑きもの』 青空文庫
仕度が出来るまで山用はトランプを借りて独り占いを始めた。
— 豊島与志雄 『春盲』 青空文庫