産飯
うぶめし
名詞
標準
thanksgiving rice dish after childbirth
文例 · 用例
何時の頃から魚の鯖になつたか訣らぬが、さば(産飯)と言ふ語の聯想から、魚の鯖になつた事は事実である。
— 折口信夫 『盆踊りの話』 青空文庫
一体、神に捧げる食物と、精霊に捧げる食物とは異つてゐて、精霊に捧げるのを産飯と言ふが、其語が鯖に考へられたのではなからうか。
— 折口信夫 『鬼の話』 青空文庫
実の処、年暦の改まる時に奉つたものは、魂であつたので、さば――産飯と書きなれてゐる所の――といふ語で表す様になつたのには、聯想の、他から加つて来たものと考へる。
— 折口信夫 『たなばたと盆祭りと』 青空文庫
「さば」は産飯で、魚の鯖ではない。
— 折口信夫 『若水の話』 青空文庫
大殿祭祝詞註の所謂、室清めの産飯説も、葺草壁代の霊とする説も、尚合理臭い。
— 魂と姿との関係 『小栗外伝(餓鬼阿弥蘇生譚の二)』 青空文庫
さばは「産飯」と宛て字はするが、やはり語原不明の古語で、お初穗と同義のものらしい。
— まれびとの意義 『國文學の發生(第三稿)』 青空文庫
作例 · 標準
例句
ウィキペディア
産飯(うぶめし)は、産育儀礼の一種。出産直後に神などに供える飯や料理や膳などのこと。
出典: 産飯 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0