口の軽い
くちのかるい
表現形容詞
標準
loose-tongued
文例 · 用例
」とその魚売が笊をひょいと突きつけると、煮染屋の女房が、ずんぐり横肥りに肥った癖に、口の軽い剽軽もので、「買うてやらさい。
— 泉鏡花 『小春の狐』 青空文庫
そのうちに、口の軽い奉公人どもがしゃべったのであろう。
— 岡本綺堂 『異妖編』 青空文庫
」口の軽い連中がそう訊いたが、しかし、二人とも答えなかった。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
勿論、屋敷の名前にもかかわるというので、固く秘密に付していたのであるが、口の軽い若侍らがおしゃべりをしたとみえて、その噂がそれからそれへと伝わった。
— 岡本綺堂 『父の怪談』 青空文庫
序でに、彼が概して口の軽い方ではなかつたことを申し添へておく必要がある。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 後篇』 青空文庫
彼は玉藻によく似たその娘の口から何かの詞を聴き出したいと念じていたが、口の軽い侍女どもばかりに物をいわせて、娘の結んだ口はなかなかほぐれなかった。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
口の軽い、悪戯好きの彼等は、どうかすると晴の場所でもそんな事を素破抜かぬとも限らないので、派手好き、宴会好きの成金も、この輩の顔を見ると、そこそこに逃げ出してしまふ。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
ただ、この亭主はあまり口の軽い方でなかつたから、祖父が五|留金貨を一つ衣嚢からつまみ出さなかつたものなら、彼はなんの得るところもなく、いつまでも亭主の前に棒だちに立ちつくしたに過ぎなかつただらう。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 前篇』 青空文庫
作例 · 標準
彼は口の軽いところがあるから、サプライズの計画はまだ教えない方がいい。
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つい口の軽い友人に愚痴をこぼしたら、翌日にはクラス全員が知っていた。
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口の軽い人間は信用を失い、大事な相談をされなくなるものだ。
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