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名詞
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標準
文例 · 用例
女性には、意志薄弱のダメな男をほとんど直観に依って識別し、これにつけ込み、さんざんその男をいためつけ、つまらなくなって来ると履の如く捨ててかえりみないという傾向がございますようで、私などはつまりその絶好の獲物であったわけなのでございましょう。
太宰治 男女同権 青空文庫
其處に長髮衣の怪物を見とめなば、寸時も早く踵を囘されよ。
泉鏡太郎 蛇くひ 青空文庫
同時に照射入る燈火の影に乱髪、衣の醜面漢、棍棒を手にして面前に来れり。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
吾が慈母よりして新たに贈られたる衣服ありと假定すれば、其の美麗にして輕暖なるを悦びて、舊衣猶ほ未だれざるに之を着用して、舊衣をば行李中に押まろめたるまゝ、黴と垢とに汚さしめ、新衣をば早くも着崩して、折目も見えざるに至らしむるが如きは、惜福の工夫の無いのである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
萎頓困の「いきつく」は氣盡くで、奮發努力せんとするの「いきごむ」は氣籠むである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
萎頓困(へとへとになる)の「いきつく」は気尽くで、奮発努力の「いきごむ」は気籠むである。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
後先帝を慕うの余り死んだので、詔して蓋を以てその陵側に葬ったとあり。
犬に関する伝説 十二支考 青空文庫
秋収め、野田のせはしさ、履のはためきや、――いま、せつなさのゆるに、葉こそ喘げ。
薄田淳介 白羊宮 青空文庫