一山いくら
ひとやまいくら
名詞-の形容詞名詞
標準
dirt cheap
文例 · 用例
そもそものれんの発祥した庶民の暮しは、同じ荒っぽさに一きわむき出されているのだが、そういう生活の中では、一山いくらと札の立っている瀬戸物のなかからより出して来る茶碗が実にひどいものになっているという今日の情のこわい肌ざわりしかないのである。
— 宮本百合子 『生活のなかにある美について』 青空文庫
一山いくらのお皿の上には、まっ黒くなったバナナだの、青かびのはえかけたみかんだの、黒あざのできたりんごだのがのっていました。
— 木内高音 『水菓子屋の要吉』 青空文庫
かと思うと、一山いくらのところをあれこれと見まわってから、ごそごそと帯の間から財布がわりの封筒をとりだす、みすぼらしいおばあさんもあります。
— 木内高音 『水菓子屋の要吉』 青空文庫
しかし、一方には、くさりかけた一山いくらのものでさえも、十分にはたべられない人びとが大ぜいいるのに。
— 木内高音 『水菓子屋の要吉』 青空文庫
炭を焼くと云っても山を持たぬから立木を一山いくらで買って始めねばならぬ、それに近頃は規則が喧しくなって、俵にする萱からして買ひ入れねばならぬ。
— 金田千鶴 『夏蚕時』 青空文庫
一山いくらのバナナは割によく売れて行った。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
カフエーに勤めるようになると、男に抱いていたイリュウジョンが夢のように消えてしまって、皆一山いくらに品がさがってみえる。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
カフェーに務めるようになると、男に抱いていたイリュウジョンが夢のように消えて、皆一山いくらに品がさがってみえる。
— 林芙美子 『放浪記(初出)』 青空文庫
作例 · 標準
この市場では、野菜が一山いくらで売られていて、とても安い。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「そんなにたくさんいらないよ、一山いくらで分けてくれる?」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
古い電化製品は、一山いくらで処分されていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
標準
lot (in a sale)
作例 · 標準
「このガレージセールでは、雑貨が一山いくらで買えるよ。」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「全部まとめて、一山いくらで引き取ってもらえませんか?」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
蚤の市で、掘り出し物を一山いくらで見つけた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite