幻辞.com

鍵箱

かぎばこ
名詞
1
標準
文例 · 用例
「済んだ合図の笙が鳴ったので、鍵箱から厨子扉の鍵を出して、網扉を明けますと、天井の格子に何か急いで複雑な動作をしているような影が映りました。
小栗虫太郎 夢殿殺人事件 青空文庫
そして、ゴーリキイの室の鍵箱へいれてもらった。
宮本百合子 道標 青空文庫
翌朝、伸子たちはその返事を自分たちの鍵箱に見出した。
宮本百合子 道標 青空文庫
ヘンリ清水が設営にかかった日から、ずっと〆切りになっていたが、家もこれくらい年代が経つと、合鍵などはどこにでもころがっているもので、もと伴待ちだった部屋の鍵箱から合鍵をさがして、わけなく、そちらへ入りこんだ。
久生十蘭 我が家の楽園 青空文庫
鍵箱の上書和解 この封印する箱には和蘭国王より 日本国君(征夷大将軍を指し奉るなり)に呈する書簡の鍵を納む。
徳富蘇峰 吉田松陰 青空文庫