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名詞止め

めいしどめ
名詞
1
標準
ending a sentence with a noun
文例 · 用例
そして、結句で「天の香具山」と名詞止めにしたのも一首を整正端厳にした。
斎藤茂吉 万葉秀歌 青空文庫
結句の、「棚無し小舟」の如き、四三調の名詞止めのあたりは、すっきりと緊縮させる手法である。
斎藤茂吉 万葉秀歌 青空文庫
結句は、「真熊野の船」という名詞止めで、「棚無し小船」などの止めと同じだが、「の」が入っているので、それだけの落着がある。
斎藤茂吉 万葉秀歌 青空文庫
なぜ私は此一首を選んだかというに、特に集中で秀歌というのでなく、結句が「鳴くなる鶴の暁のこゑ」の如く名詞止めであるのみならず、後世新古今時代に発達した、名詞止めの歌調が此歌に既にあって、新古今調と違った、重厚なゆらぎを有っているのに目を留めたゆえであった。
斎藤茂吉 万葉秀歌 青空文庫
なお、巻十九(四一四三)に、「もののふの八十をとめ等が※みまがふ寺井のうへの堅香子の花」、巻十九(四一九三)に、「ほととぎす鳴く羽触にも散りにけり盛過ぐらし藤浪の花」という歌の結句も、上代の古調歌には無い名詞止めの歌である。
斎藤茂吉 万葉秀歌 青空文庫
「いや重け吉事」は、益々吉事幸福が重なれよというので、名詞止めにしたのも、やはりおのずからなる声調であろうか。
斎藤茂吉 万葉秀歌 青空文庫
作例 · 標準
キャッチコピーに名詞止めを用いることで、強い余韻を残すことができる。
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この短歌は最後の句を名詞止めにして、情景の美しさを強調している。
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ニュースの見出しは、情報を簡潔に伝えるために名詞止めが多用される。
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