有らない
あらない
形容詞
標準
nonexistent
文例 · 用例
「何うぞ、貴方、私が今夜此處に居りました事を、誰にも仰有らないで下さいまし。
— 泉鏡太郎 『淺茅生』 青空文庫
「ねえ先生|跡がこはいんですから、おあしはあげたけれど、あれは先方で何も仰有らないうちに、あたしからあげたんですつて、さう申したらわるいでせうか。
— 平出修 『二黒の巳』 青空文庫
仰有らないとお母さんにいいつけますよ。
— 有島武郎 『碁石を呑んだ八っちゃん』 青空文庫
こんばんワ」「こんばんは、劉夫人」「劉夫人と仰有らないで……。
— 海野十三 『人造人間殺害事件』 青空文庫
すると妻はただそんなことはもう仰有らないで、元通りに『仲好く』〔日本語〕暮しませう、と云ふばかりだつた。
— 二葉亭四迷 『嫉妬する夫の手記』 青空文庫
出ろと仰有らないでも出ますがね。
— 芥川龍之介 『お富の貞操』 青空文庫
「ねえ、奥さん、一生の願いです」「それは無理と云うものです」「そんな事を仰有らないで――」「もうどうぞお帰り下さい」 静子は思わずきっと云った。
— 甲賀三郎 『支倉事件』 青空文庫
でも貴郎、かかり合になるといけませんから、他人様にマンドリンの音を聞いたなどと仰有らない方がようございますよ」折江は良人の顔を見て何か不安らしい様子でいった。
— 松本泰 『秘められたる挿話』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日有らないについて考えている。
有らないという言葉は日本語で重要だ。
彼は有らないの意味を理解している。
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