猟家
りょうか
名詞
標準
文例 · 用例
僕は女性にたいする狩猟家であったか。
— 吉行エイスケ 『戦争のファンタジイ』 青空文庫
と訊くから、そういうのが、慌てる銃猟家だの、魔のさした猟師に、峰越しの笹原から狙い撃ちに二つ弾丸を食らうんです。
— 泉鏡花 『眉かくしの霊』 青空文庫
銃猟家のいいつけでお澄は茶漬の膳を調えに立った。
— 泉鏡花 『鷭狩』 青空文庫
」と銃猟家が、怒りだちに立った時は、もう横雲がたなびいて、湖の面がほんのりと青ずんだ。
— 泉鏡花 『鷭狩』 青空文庫
――今朝も潜水夫のごときしたたかな扮装して、宿を出た銃猟家を四五人も見たものを。
— 泉鏡花 『小春の狐』 青空文庫
ところが、そこには猟に関係した言葉がずいぶんたくさんあるのを見ると、この人はかなり熱心な銃猟家で、鳥を飼うことに趣味を持ってる男だと云うことが分かるだろう。
— コナンドイル 『グロリア・スコット号』 青空文庫
若い遊猟家がやつてきて、むちやくちやにポン/\やられるには閉口した、小鳥も脅やかされるし、私も妨げられる、雪のしづけさが破られる。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
「僕はこの通り官札を持つた遊猟家なんだから……云へば、まあ、それは気の毒なことをしましたな――と、それだけの挨拶で済む筈だよ。
— 牧野信一 『南風譜』 青空文庫