画壇
がだん
名詞
標準
artists' world
文例 · 用例
だのに、おまえはその本場の巴里で新画壇の世界的な作家達と並んで今や一かどのことをやり出した。
— 岡本かの子 『巴里のむす子へ』 青空文庫
むす子の画業は着々進んでいるらしく、ラントランシジャンとかそう云った手堅い巴里新聞の学芸欄に、世界尖鋭画壇の有望画家の十指の一人にむす子の名前が報じられて来るようになって来た。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
この上取次を揶揄う材料もなくなり、逸作は今度は、K・S氏の日本画壇への紹介方法について直ぐに考え出した。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
K・S氏は巴里画壇の大家の中でも、特にむす子に親しくして呉れている人であり、先輩というより、兄分といった程に寛いでむす子が交際っていることは、かの女によく知れていた。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
フランス画壇の名匠エドガア・ドガは、かつてパリーの或る舞踊劇場の廊下で、偶然、大政治家クレマンソオと同じ長椅子に腰をおろした。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
」と情熱をこめて語つたのであるが、クレマンソオは一言も答へず、ただ、なんだか全く呆れはてたやうな軽蔑の眼つきで、この画壇の巨匠の顔を、しげしげと見ただけであつたといふ。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
東京の医者の子であったが、若い頃フランスに渡り、ルノアルという巨匠に師事して洋画を学び、帰朝して日本の画壇に於いて、かなりの地位を得る事が出来た。
— 太宰治 『花火』 青空文庫
その優秀への讃辞は校内から広く一般画壇にまで拡がった。
— 岡本かの子 『高原の太陽』 青空文庫
作例 · 標準
彼は若くして画壇に認められ、次世代の旗手として期待されている。
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その画家の作品は、当時の画壇の主流からは外れていたため、生前は評価されなかった。
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画壇の重鎮たちが集まる展覧会は、独特の緊張感に包まれていた。
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