葛練り
くずねり
名詞
標準
文例 · 用例
今迄葛練りの中で泳いでる様に身動きも出来なかつたのが、急に楽になつたと思つたら、敵も味方も一度に引き上げて仕舞つた。
— 夏目金之助 『坊っちやん』 青空文庫
今まで葛練りの中で泳いでるように身動きも出来なかったのが、急に楽になったと思ったら、敵も味方も一度に引上げてしまった。
— 夏目漱石 『坊っちゃん』 青空文庫
よし來たとばかりに奪りにいつたのが大女、昔から女でも總身に智惠がまはらなかつたと見えて、小女女史が豫備に熊の葛練の鞭を二十段も隱し持つのを知らなかつた。
— 長谷川時雨 『春宵戲語』 青空文庫
一に葛練などともいいました。
— 小金井喜美子 『鴎外の思い出』 青空文庫