塞げる
ふさげる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
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文例 · 用例
いたずらに胃を張り塞げるために盃の数を上下するあの液体の量感と飲用の煩瑣とを取除いて、而も酒の持つエスプリとニュアンスとだけを需給する、そうした酒は世の中にないものであろうか。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
此詞は我材能に疑を挾めるものなれば、われはそを聞きて快からずおもひぬ、されど恩惠の我口を塞げるを奈何せん。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
蝦夷石南と「ミユルツス」との路を塞げるを、押し分けつゝ攀ぢ登りて見れば、大瀑は山の絶巓より起り、削れる如き巖壁に沿ひて倒下す。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
然し、見も知らぬ通行人を、止めようとすると、云い難い外国語が、彼女の細い真直な少女の喉元を塞げるのだ。
— 宮本百合子 『粗末な花束』 青空文庫
玉子焼鍋で工合を覚えると御飯を炊いた時火を引いた後にお釜を蒸らしながら竈の中の灰へブリキの箱を入れて竈の前をブリキの蓋で塞げると竈の暖気で西洋菓子でも何でも出来ます」と活用法にも限りなし。
— 秋の巻 『食道楽』 青空文庫
またいかにせば彼女が、胸を塞げる、憂いを開くの鍵となり得らるべきか。
— 清水紫琴 『一青年異様の述懐』 青空文庫
戸障子を塞いだら、世間の口が塞げるか。
— 清水紫琴 『移民学園』 青空文庫
全焼十戸、もう季節に入っていたから珍しくもなかったが、書きようによっては十行乃至二十行は塞げる。
— 佐々木邦 『負けない男』 青空文庫
作例 · 標準
ペンキを使って壁の小さな穴を塞げる作業は、素人でも簡単にできる。
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魔法の力で傷口を瞬時に塞げる癒し手を探して、彼らは旅を続けた。
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「このテープを使えば、水漏れ箇所を一時的に塞げるはずだ」
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