華表
かひょう
名詞
標準
monument at cemetery entrance
文例 · 用例
それから不折邸の横に「上根岸四十番」と記し、その右に大きな華表を画いて「三島神社」としてある。
— 寺田寅彦 『子規の追憶』 青空文庫
中流より望みてその華表の上半のみ見ゆるに、初めてこれを見る人も猜してその三囲祠たるを知るべし。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
華表 柱頭 千歳の後、旅魂 旧に依りて 家山に到らん。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
其処は森の中で、入口には古ぼけた木の華表があった。
— 田中貢太郎 『火傷した神様』 青空文庫
「ああ、眠い、眠い、眠くてしかたがないぞ」 夢心地になって華表の下まで来たところで、もう一歩も歩かれなくなったので、そのまま其処へころりと寝てしまった。
— 田中貢太郎 『火傷した神様』 青空文庫
ちょうどその時、二人の旅人が華表の近くへ来て休んでいたが、あまり寒いので、一方の旅人が、「どうだ、火を焼こうか」 と云うと、一方の旅人も、「いいだろう」 と云って、さっそく二人で枯枝を集め、腰の燧石で火を出して、それを枯枝に移して暖まりながら話しこんでいるうちに、強い風が吹いて来た。
— 田中貢太郎 『火傷した神様』 青空文庫
雉は森へ火の移ったのを見ると、これも旅人以上に驚いて、御殿の前へ往ってはらはらしていたが、神様のことも心配なので、華表の処まで来たところで、来宮様は暢気そうに華表の下で鼾をかいて眠っていた。
— 田中貢太郎 『火傷した神様』 青空文庫
火はもう傍へ来て、今にも華表に燃え移りそうになって来た。
— 田中貢太郎 『火傷した神様』 青空文庫
作例 · 標準
村の外れにある古い神社の参道には、立派な石造りの華表が静かに佇んでいた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
歴史小説の中で、主人公が異国の都にある巨大な華表を仰ぎ見て感嘆するシーンが印象的だ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「この華表は、かつて大陸から渡ってきた石工が手がけたものだと言い伝えられています」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
墓所の入り口で、二本の華表が門柱のように歴史の深さを物語っている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
ウィキペディア
華表(かひょう)は、中国の伝統建築様式に用いられる標柱。
出典: 華表 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0