死屍累々
ししるいるい
名詞-の形容詞形容詞-たる副詞-と
標準
heaps of corpses all around
文例 · 用例
鬼哭啾々、死屍累々。
— 海野十三 『十八時の音楽浴』 青空文庫
障碍物は急速に接近しました……五百ヤード……三百ヤード……人影が慌だしく線路を駆け廻る……たった百ヤード……アッという間に、もうお終い……轟然たる音響……死屍累々……壊滅!
— モーリス・ルヴェル Maurice Level 『十時五十分の急行』 青空文庫
そこから道を隔てて向側の窪地は、ラヴァン・ド・ラ・モール(死の谷)と名づけられ、今は灌木が深深と茂ってるけれども、その当時は死屍累々の恐ろしい光景を呈した所だという。
— 野上豊一郎 『ヴェルダン』 青空文庫
「死屍累々とはあの事ですね。
— 夏目漱石 『門』 青空文庫
死屍累々、酸鼻を極めた街頭が、ボッと赤く照しだされた。
— 海野十三 『空襲葬送曲』 青空文庫
蟷螂の斧、このとき万一の僥倖すらも考へられぬ戦争で、死屍累々、家康は朱にそまり、傲然斧をふりあげて竜車の横ッ面をひつかいたが、手の爪をはがした。
— 坂口安吾 『二流の人』 青空文庫
死屍累々たる原野のただなかに、彼は膂力比倫を絶した自分の姿だけを見いだす。
— ナルシシスムの運命 『三島由紀夫』 青空文庫
さもあれ我の迅き脚われを救へり、然らずば 885死屍累々のたゞ中に長く惱を受けつらむ、或は彼の鋭刄に打たれ虚弱になりつらむ』880 ホメーロスの詩中にアテーネー誕生の詳説なし、ヂュウスの頭より生る云々は後世の説。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
作例 · 標準
激しい戦闘の跡には、死屍累々たる惨状が広がっていた。
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歴史映画のクライマックスシーンで、平原に死屍累々と横たわる兵士が映し出された。
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流行病に襲われた村は、まさに死屍累々の地獄絵図と化していた。
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