風船玉
ふうせんだま
名詞
標準
toy balloon
文例 · 用例
――もういつぺん母親に連れられて 祭の日には風船玉が買つてもらひたい、 空は青く、すべてのものはまぶしくかゞやかしかつた…… 忌はしい憶ひ出よ、 去れ!
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
二室三室と移って行くうちに、始めの緊張した心持は孔のあいた風船玉のようにしぼみ縮んで行く。
— 寺田寅彦 『帝展を見ざるの記』 青空文庫
風船玉ぐらいだったとか、電球の大きさだったとかいうのが普通である。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
南側の壁には、紙の風船玉がひとつ、くつついてゐた。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
南側の壁には、紙の風船玉がひとつ、くっついていた。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
たとえば人形の首が脱け落ちたり風船玉のようなものが思いがけなく破裂したり、棚のものが落ちて来たりした時のがその例である。
— 寺田寅彦 『笑い』 青空文庫
それが生徒に腹を立ててどなりつけるのではなくて、いったいどうして生徒がそういう不都合をあえてするかということに関する反省と自責を基調とする合理的な訓戒であったのだから、元来始めから悪いにきまっている生徒らは、針でさされた風船玉のように小さくなってしまった。
— 寺田寅彦 『田丸先生の追憶』 青空文庫
そして其の男の手に持っていた風船玉を引ったくった。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
作例 · 標準
縁日で買ってもらった水風船玉を振り回して、服をビショビショにしてしまった。
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小さな風船玉に息を吹き込むと、頬がパンパンになって少し苦しい。
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「この風船玉、割れると結構大きい音がするから気をつけてね」と注意される。
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ウィキペディア
風船玉(ふうせんだま)とは玩具の一種で、酢酸ビニール樹脂を有機溶媒(主に酢酸エチル・局方エタノールを使用)で溶かしたもの(原液)を金属製チューブに入れたものと、短くて細いプラスチック(PVC)製パイプと一緒に販売しているビニールポリバルーンのことを指す。
出典: 風船玉 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0