夜座
やざ
名詞
標準
nocturnal seated Zen meditation (esp. around 8pm)
文例 · 用例
どこでもそうだが、今の主人も、表の派手な人に引き換え、内に詰めるだけ詰める方で、夜座敷から帰って来ても、夜食に大抵|古沢庵の二|片か三片で、昼も、たまに小猫の食べるほどの鮭の切身の半分もつけば奢った方で、朝の味噌汁の冷え残りか、生揚げの一ひらで済ますという切り詰め方であった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
午前午後の作務、日中|諷経、念経、夜座も、日常の生活になってしまった。
— 菊池寛 『仇討三態』 青空文庫
薪作務があったために、その夜は「夜座各景」の触れがあった。
— 菊池寛 『仇討三態』 青空文庫
ちくまちの青年の文学愛好者会八月八日(日) 八ヒアサユクツモリ ケ、という返事だったが、夜座談会がすんだら尾崎さん来。
— 一九四八年(昭和二十三年) 『日記』 青空文庫
夜座右の火鉢にて林檎を煮る。
— 断膓亭日記巻之二大正七戊午年 『断腸亭日乗』 青空文庫
これは奧方が注意以外の智慧で、ざぶ/\と先づ掻※して、「可からう、可からう、そりやざぶりとぢや。
— 泉鏡太郎 『錢湯』 青空文庫
ト玄関から、庭前かけて、わやわやざわざわ、物音、人声。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
」「あの、若旦那は、深夜台所へ忍び込み、あの、ひやざけ、……」と言いも終らず番頭、がっぱと泣き伏し、お内儀、「げえっ!
— 太宰治 『酒の追憶』 青空文庫
作例 · 標準
禅寺の修行では、夜の静寂の中で行う「夜座」が最も集中できる時間だ。
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夜座を終えた後、研ぎ澄まされた感覚で眺める月は格別に美しい。
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彼は毎晩、自宅で15分間の夜座を行い、一日を静かに振り返る。
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標準
sitting at night
作例 · 標準
窓辺に腰掛けて夜座を楽しみながら、遠くの街明かりを眺める。
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秋の虫の音を聞きながらの夜座は、心に溜まった垢を洗い流してくれるようだ。
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月明かりの下での夜座は、都会の喧騒を忘れさせてくれる至福のひとときだ。
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