千早
ちはや
名詞
標準
thin, white ceremonial haori worn by miko
文例 · 用例
団十郎の彦七、女寅の千早姫、いずれも好評。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
千早城の正成になるつもりだなどと書かれているだけであった。
— 太宰治 『未帰還の友に』 青空文庫
正成が千早城や金剛山に奇勝を博し得たのは、一に彼等の敏捷な山地の戦闘力に依ったのである。
— 菊池寛 『四条畷の戦』 青空文庫
正成は、更に金剛山に千早城を築いて、寄せ手の北條氏の大軍を馳せ悩ました。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
千早、赤坂、吉野の中、赤坂、吉野は落ちたが、千早城のみは、賊の大軍に囲まれながら、金剛山に因んで、金剛|不壊の姿を示した。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
先に、千早の攻囲軍中にあつて、護良親王の令旨を戴いて、東国へ帰つてゐた新田義貞は、義兵を起して鎌倉に攻め入り、北條氏一族を討滅した。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
定家卿が後鳥羽上皇に随い熊野に詣りし時の歌にも、「千早振る熊野の宮のなぎの葉を変はらぬ千代の例しにぞ折る」とあり。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
金の岬を過ぎても「千早振る金の御崎を過ぐれどもわれは忘れずしがのすめ神」という歌のように夕顔夫人を忘れることができずに娘たちは恋しがった。
— 玉鬘 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
神社の巫女さんが、真っ白な千早を着て舞を奉納していた。
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千早の袖が風にひらひらと舞い、神秘的な雰囲気を醸し出していた。
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彼女は伝統芸能の舞台で、美しい千早を身につけて登場した。
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