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生暖か

なまあたたか
形容動詞
1
標準
lukewarm
文例 · 用例
今日のみの春を歩いて仕舞けり歩行歩行もの思ふ春の行衛かなまだ長うなる日に春の限りかな花に寝て我家遠き野道かな行く春や重たき琵琶の抱ごころ春の夜や盥を捨る町はづれ 生暖かく、朧ろに曇った春の宵。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
日の内から少し生暖かな風の吹く日で、窓の硝子には横なぐりの雨の滴が着いては消え着いては消えしてゐた。
南部修太郎 病院の窓 青空文庫
渡瀬が夕食の馳走になった部屋のドアが開けぱなしにしてあるので、生暖かい空気とともに、今まで女がいたらしいなまめかしい匂いが、遠慮なく寒い玄関の空気の中に漂いでてきた。
有島武郎 星座 青空文庫
お互に何だか訳の分らない気持がしているところへ、今日は少し生暖かい海の夕風が東から吹いて来ました。
幸田露伴 幻談 青空文庫
五月雨の生暖かき夜なんどは彼方の峯、此方の山峡より人魂の尾を引きて此寺の方へ漂ひ寄り来るを物ともせぬ強気者に候ひしが、妾を見てしより如何様にか思ひ定めけむ。
夢野久作 白くれない 青空文庫
お互に、身近く立っていると、準之助氏は、さっき坂を下るとき、手を取ってやった新子の雨にぬれた生暖かい肌の感触が、ゾッとするほど、心の中に生き返って来た。
菊池寛 貞操問答 青空文庫
床の中は生暖かで、ほこりのある体をぢつと一所に置いてゐると、その個所が熱ざして来るやうな気持になつた。
田中貢太郎 あかんぼの首 青空文庫
それは生暖かな天気の狂ひを思はせるやうな晩であつた。
田中貢太郎 海異志 青空文庫
作例 · 標準
生暖かな風が吹き抜けて、もうすぐ春が来るのを肌で感じた。
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プールの水が生暖かくて、泳いでいても一向に気持ちよくない。
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冷蔵庫に入れ忘れたコーラは、生暖かな状態で置いてあった。
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生暖か(なまあたたか) — 幻辞.com