腹心の部下
ふくしんのぶか
表現名詞
標準
henchman
文例 · 用例
それで私のお願いは、ここに立っている腹心の部下で、新たに毒瓦斯発明官に任じました燻精を一週間だけお預けいたしますから、その期間にこの男に対し、新毒瓦斯研究の方針とか企画とか設備とか経費とか、ありとあらゆることを吹きこんでいただきたい。
— ――金博士シリーズ・5―― 『毒瓦斯発明官』 青空文庫
その時ヘロデは王妃マリアムネをエルサレムに残して出発し、腹心の部下の者に命じて、もし自分の一身上に大事があったら、逸早く王妃を殺せと言いふくめた。
— 野上豊一郎 『処女の木とアブ・サルガ』 青空文庫
そして一ヶ月ばかり後、秦啓源の腹心の部下たる陳振東の手によって、仲毅生へは特殊な復讐が行なわれたのである。
— 豊島与志雄 『秦の出発』 青空文庫
余の腹心の部下からの報告があったから、まちがいなしですわ」「そんなことはない。
— ――金博士シリーズ・7―― 『大使館の始末機関』 青空文庫
が、偽りない真相は、やはり漢権守はあるのであるが、眼の所へ二つの穴をあけた、全身を包む黒の被衣で、その体を蔽うているので、同じ館にいる腹心の部下にも、本当の姿がわかっていない。
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
住心地のいい家で、アシルと云う腹心の部下と二人|限り、この下男代りの部下がルパンに対して各方面から来る電話を細大もらさず主人に通じる役を引受けていた。
— モウリス・ルブラン 『水晶の栓』 青空文庫
みんなには知り合いの医者を呼んでいるような口をきいて、じつはぼくの腹心の部下を呼びよせるのです。
— 江戸川乱歩 『影男』 青空文庫
「おふたりとも、もう年貢の納めどきですよ」 腹心の部下と信じきっていた斎木が、思いもよらぬせりふを口にしたので、小男の須原は、アッとぎょうてんした。
— 江戸川乱歩 『影男』 青空文庫
作例 · 標準
社長には、長年苦楽を共にしてきた腹心の部下がいる。
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腹心の部下に裏切られた時、彼は深い絶望を感じた。
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その任務は極秘だったため、腹心の部下にしか明かさなかった。
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