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畏まる

かしこまる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
1
標準
to obey respectfully
文例 · 用例
さきに秋冷相催し、次第に朝夕の寒さと成り、やがて暮が近づくと、横寺町の二階に日が當つて、座敷の明い、大火鉢の暖い、鐵瓶の湯の沸つた時を見計らつて、お弟子たちが順々、かく言ふそれがしも、もとよりで、襟垢、膝ぬけと言ふ布子連が畏まる
泉鏡太郎 春着 青空文庫
私が手をついて畏まると、先生にはお客分で仔細ないのに、宙外さんも煙に卷かれて、肩を四角に坐り直つて、酒のいきを、はあはあと、專らピンと撥ねた髯を揉んだ。
泉鏡太郎 春着 青空文庫
」と女どもが、畏まると、「翌日は又おみおつけか。
泉鏡太郎 木菟俗見 青空文庫
しかし、両手で袖口を引っぱってから畏まるように膝を揃え、顎を引いて、やっぱり顔を伏せ気味にしている。
岡本かの子 母子叙情 青空文庫
主税はヒヤリとして、ついに無い、ものをも言わず、恐れた顔をして、ちょっと睨んで、そっと上って、開けた障子へ身体は入れたが、敷居際へ畏まる
泉鏡花 婦系図 青空文庫
板張りの上に莚を一枚敷いてその上に畏まるのだから、ずいぶん足が痛くなる。
堺利彦 獄中生活 青空文庫
彼は、先刻から酒席の間を、彼方此方と廻って、酒宴の興を取持っていたが、漸く酩酊したらしい顔に満面の微笑を湛えながら、藤十郎の前に改めて畏まると、恐る恐る酒盃を前に出した。
菊池寛 藤十郎の恋 青空文庫
父の前では、非常に畏まるが、駄々で懶惰で底意地がわるい。
柳生石舟斎 剣の四君子 青空文庫
作例 · 標準
普段は冗談ばかり言っている部長も、社長面談の席ではすっかり畏まって、一言一句選びながら答えていた。
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初めて恋人のご両親に挨拶へ行った際、あまりに畏まりすぎて、出されたお茶の味すら覚えていない。
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「そんなに畏まらなくていいよ、今日は無礼講の飲み会なんだから、もっと楽にしてくれ」
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式典の来賓席に案内されると、周囲の重鎮たちの雰囲気に圧倒され、自然と姿勢が畏まってしまった。
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畏まる(かしこまる) — 幻辞.com