商売替え
しょうばいがえ
名詞
標準
change of occupation
文例 · 用例
一間間口の小さな家だったが、代々着物のしみ抜き屋だったが、中学校を出たそこの息子の代になると、万年筆屋の修繕兼小売屋へハイカラ振って商売替えすることになり、安二郎にその資本三百円の借用を申し込んだ。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
私は彼の女とは婚約の仲でしたが、これは私は今でもそう思っているのですが、もし私が商売替えをしたら、彼の女はきっと私と結婚してくれたに相違ありませんでした。
— コナン・ドイル 『暗号舞踏人の謎』 青空文庫
四、五年前には例の鶴岡雄二に「今のコンピューターの世界でやっていることの本質は、あそこの肉はここのより何円安いといった安売り談義でしかない」とかまされ、一時は真剣に商売替えも考えたほどだった。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
というと、いつのまにか伝六が棟梁にでも商売替えをしたように思えるが、不思議なことに三年一日のごとく依然として岡っ引きなのですから、世の中にこのくらい出世のおそい男もまれです。
— 幽霊水 『右門捕物帖』 青空文庫
和泉屋は妹娘のお照に婿を取りましたが、この婿がなかなか働き者で、江戸が東京になると同時に、すばやく商売替えをして、時計屋になりまして、今でも山の手で立派に営業しています。
— 勘平の死 『半七捕物帳』 青空文庫
そうかといって立身するほどの頭はなし、商売替えをするほどの腕もなし……何かいい仕事はないかい。
— 流転の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
「それで、商売替えしたのかい」 何気なく俺が言うと、「あんた、あたしのことを知ってるの?
— 高見順 『いやな感じ』 青空文庫
次から次と商売替えをして、到頭こんなものに落ちぶれて了った訳なんですが、その時もやっぱり、一つの職業を止して、次の職業をめっける間の、つまり失業時代だったのですね。
— 江戸川乱歩 『モノグラム』 青空文庫
作例 · 標準
長年続けた会社を畳み、今度はカフェを開くという大勝負に出た。まさに「商売替え」だな。
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畑仕事に限界を感じ、彼はIT業界へ「商売替え」を決意した。
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定年退職後、第二の人生として、小さな雑貨店を始めるのが彼女の「商売替え」だ。
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