口が過ぎる
くちがすぎる
表現動詞-一段
標準
to say something better left unsaid
文例 · 用例
「一体口が過ぎるんですよ。
— 泉鏡花 『湯島詣』 青空文庫
」「うん、小山弥作――何で尼の口が過ぎる。
— 泉鏡花 『雪柳』 青空文庫
「私はこゝの家の長男だ、――口が過ぎる。
— 牧野信一 『父の百ヶ日前後』 青空文庫
」 幸田は手を伸してテーブルの上の原稿をさらえ込み、「局長、それァすこし口が過ぎるだろう。
— 久生十蘭 『魔都』 青空文庫
石田、貴公も惡いぞ、一體家來の癖に口が過ぎる。
— 傀儡名臣 『錢形平次捕物控』 青空文庫
そんな雌猫の化けたやうな脂ぎつた女なんかと見換へちや罰が當るよ」「お町、口が過ぎるぞ」「お神酒は過ぎてるが、口なんか過ぎるものか」 お町は一寸も引きさうにありません、――それどころか、長火鉢の向うへ、女だてらに大胡坐をかくと、お樂の手から猪口をむしり取ります。
— 平次女難 『錢形平次捕物控』 青空文庫
匹夫のくせに口が過ぎるぞ。
— 室生犀星 『お小姓児太郎』 青空文庫
「だらしがないは口が過ぎるぞ、ガラツ八奴、手前などは、だらしのあるのは碁だけだらう」 平次も少しムツとしました。
— 名馬罪あり 『錢形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
「いくら冗談でも、今の発言は口が過ぎるのではないか」と彼は怒鳴った。
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上司に向かって「古い考えですね」と言ってしまい、後で口が過ぎたと反省した。
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彼女は正直な性格だが、時として口が過ぎるのが周囲をハラハラさせる。
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