六文銭
ろくもんせん
名詞
標準
crest of the Sanada clan (featuring six sen coins, trad. to pay for crossing the Sanzu River)
文例 · 用例
死人に六文銭を添へて葬るのが古来の習である。
— 岡本綺堂 『小夜の中山夜啼石』 青空文庫
その六文銭のある間、母はわが子を養育するために毎日一文づつの飴を買つてゐたのであるが、けふは六日目でその銭も尽きた。
— 岡本綺堂 『小夜の中山夜啼石』 青空文庫
幸村槍を駢べて迎え、六文銭の旌旗、甲冑、その他赤色を用いし甲州以来の真田の赤隊、山の如く敢て退かず。
— 菊池寛 『大阪夏之陣』 青空文庫
それから、庭に出て、白河原毛なる馬の逞しきに、六文銭を金もて摺りたる鞍を置かせ、ゆらりと打跨り、五六度乗まわして、原に見せ、「此の次ぎは、城|壊れたれば、平場の戦なるべし。
— 菊池寛 『真田幸村』 青空文庫
内には、六文銭の旗三四|旒、朝風に吹靡いて整々としていた。
— 菊池寛 『真田幸村』 青空文庫
銭占判断といって、六文銭で吉凶禍福を占うその次第書を、駿河半紙二切り六枚綴の小本に刷って、それを町の盛場で一冊三銭に売るのだ。
— 小栗風葉 『世間師』 青空文庫
墓地に六文銭の紋章を刻んだ大名の墓がいくつも倒れてゐる寺である。
— 永井荷風 『枯葉の記』 青空文庫
墓地に六文銭の紋章を刻んだ大名の墓がいくつも倒れている寺である。
— 永井荷風 『枯葉の記』 青空文庫
作例 · 標準
上田城の城門には、真田家の家紋である六文銭が誇らしげに掲げられていた。
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戦国時代が好きな友人は、六文銭がデザインされたTシャツを着ていた。
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六文銭は三途の川の渡し賃を意味し、決死の覚悟を表すシンボルとされている。
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