李色
すももいろ
名詞
標準
文例 · 用例
御殿の大理石のかべは、朝日の光を受けて、うすもも色にそまっていました。
— 一、アラジンとふしぎなランプ 『アラビヤンナイト』 青空文庫
穴の入口の、うすもも色の光りもの!
— 海野十三 『火星兵団』 青空文庫
そうして、火星のボートは、船体から例のうすもも色の光を出して、あちこちに塔を並べたように立っていた。
— 海野十三 『火星兵団』 青空文庫
正面に近く脂色をしたのがオペラだ、左に遠く、ちいさく、日を受けてうすもも色をしたのがノオトル・ダムだ。
— 與謝野寛 『梅原良三郎氏のモンマルトルの画室』 青空文庫
ごみのない澄んだ雪あかりと白いプラトークや看護服のなかで、ナターシャのすもも色の若い頬っぺたは、びっくりするほどの生活力にあふれている。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
どんよりけむる地平のぼかしはうすもも色の朝のしめりだ。
— 高村光太郎 『智恵子の半生』 青空文庫
やっとおなかがいっぱいになると、みんなは炉の前へ連れて行って、着物をぬがしてみると、なにしろきれいなうすもも色をした子どもで、りっぱな産着にくるまっていた。
— SANS FAMILLE 『家なき子』 青空文庫
そして、こわれた天井から、うすもも色の夕空を、ながめていました。
— NILS HOLGERSSONS UNDERBARA RESA GENOM SVERIGE 『ニールスのふしぎな旅』 青空文庫