鈴懸の木
スズカケノキ異読 すずかけのき
名詞
標準
plane tree (esp. the Oriental plane, Platanus orientalis)
文例 · 用例
いつであつたかお須美は、学校の庭の鈴懸の木の根もとに穴をほつて、そこへSさんとAさんと三人で、思ひ思ひの物をお互に秘密にして小箱へ入れて誰にも知れぬ様に埋めておいた。
— 竹久夢二 『秘密』 青空文庫
ある時、体操の先生がこの鈴懸の木の下で南極探検の話をなすつた。
— 竹久夢二 『秘密』 青空文庫
だから、彼は、生粋のオランダ人一家が、ひろびろと枝をのばした鈴懸の木の下の、屋根の低い農家につつましく住んでいるのにたまたま出あうことがあれば、いつでも、その一家を、留めがねがついた、肉太文字で書かれた小さな一巻の書物に見たてて、本食い虫の熱心さでそれを研究した。
— ディードリッヒ・ニッカボッカーの遺稿 『リップ・ヴァン・ウィンクル』 青空文庫
周囲は広い余地を残し、鈴懸の木立から思い出した様に枯葉が零れて居た。
— 川田功 『偽刑事』 青空文庫
法律事務所のような親しみのない焦茶色のペンキ塗りの三階建ての紅梅派本部の前の鈴懸の木が一本、冷やり風の吹くたびに、しきりに黄色い葉を落としていた。
— 正岡容 『寄席』 青空文庫
作例 · 標準
公園の広場に立つ鈴懸の木の下で、子供たちが元気に走り回っている。
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鈴懸の木の実が鈴のようにぶら下がっている様子は、見ていて飽きない。
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冬になると鈴懸の木は葉を落とし、独特な模様の幹が露わになる。
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