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誘い入れる

さそいいれる
動詞
1
標準
文例 · 用例
「それが生優しい命のやり取りじゃありませんよ、馬鹿々々しいの何んのって」「詳しく話してみな、お前一人で呑込んでいたんじゃ、俺はちっとも馬鹿々々しくないよ」 平次は八五郎を誘い入れると、縁側に並んで掛けて、いつもの馬糞煙草にするのです。
毒酒薬酒 銭形平次捕物控 青空文庫
」「私も一緒におつれ下さい、お願いでございます」「――――」 町外れの木下闇へ誘い入れると、顔を染める青葉の蔭にお染は可愛らしく手を合せるのです。
野村胡堂 大江戸黄金狂 青空文庫
あの人に行先まで教えてしまっては、命の鍵を握られているも同様、それに、二人の仲を薄々嗅ぎつけた様子だから、後腐れのないように、バッサリやって、何処か遠くへ飛ぶ工夫が肝心だと思うが――」 およつの肝の太さ、あまり気の進まぬ日下部欽之丞を説き伏せて、底の知れない悪魔の淵へと誘い入れる積りでしょう。
野村胡堂 芳年写生帖 青空文庫
一党が昆陽寺に結集して、待機していたのも、この月の十八日には、いよいよ伊丹城中の離反組が、内部から火の手をあげて、織田軍を誘い入れることになったという機密を事前に知ったからであった。
吉川英治 黒田如水 青空文庫
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