家蚊
いえか異読 イエカ
名詞
標準
house mosquito (genus Culex)
文例 · 用例
それがために道庵は、役所へ引張られて一応吟味の上が、手錠三十日間というお灸になったのは、自業自得とはいえかわいそうなことであります。
— 道庵と鰡八の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
……いえいえかえって悪くなりました。
— 国枝史郎 『娘煙術師』 青空文庫
「じゃ電話はかけなかったのかい」「いいえかけたんでございます」「かけても通じなかったのかい」 問答を重ねているうちに、お時の病院へ行った意味がようやくお延に呑み込めるようになって来た。
— 夏目漱石 『明暗』 青空文庫
しかも、貞時一家はこの春に筒井を迎えるために万端の華々しい用意に怠りないのを見ると、筒井は三年も便りがないとはいえかつて夫を持っていた身分を隠して貞時に従くことの心苦しさよりも、そんな明白な嘘はつけるものではなかった。
— 室生犀星 『津の国人』 青空文庫
とはいえかれは、タッジオの歯なみが充分このましいものではないことを認めた。
— DER TOD IN VENEDIG 『ヴェニスに死す』 青空文庫
彼女は大道芸人特有のかん高い、とはいえかなり感じのいい力のある声で、小店のなかから二カペイカ投げてくれるのを待ちながら、小唄をうたっていた。
— フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 『罪と罰』 青空文庫
あれは、石むらさんのいえからぬすみだした、だいじなえだっ」 えは、みんなまいて、あのはこの中にしまってあるのにちがいない。
— 江戸川乱歩 『かいじん二十めんそう』 青空文庫
「ことわざにも、天知る地知る我知る人知る、と申すたとえもあるに、悉く殿の股肱とはいえかく大勢の中において、いったんお口にお出し遊ばされた似上は、何で今のおことばをふたたび世に包めましょうや。
— 第七分冊 『新書太閤記』 青空文庫
作例 · 標準
夜中に耳元で家蚊の羽音が聞こえ、不快感で目が覚めた。
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アカイエカなどの家蚊は、夕方から夜間にかけて吸血活動を行う。
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「ちょっと目を離した隙に、家蚊が部屋の中へ入り込んでいた。」
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庭の植木鉢の受け皿に溜まった水は、家蚊の絶好の産卵場所になる。
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