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名詞
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標準
文例 · 用例
……窈たるかな風采、花嫁を祝するにはこの言が可い。
泉鏡花 革鞄の怪 青空文庫
しかり、窈たるものであった。
泉鏡花 革鞄の怪 青空文庫
私は、ここに隣席においでになる、窈たる淑女。
泉鏡花 革鞄の怪 青空文庫
」 彼は窈たる淑女と云った。
泉鏡花 革鞄の怪 青空文庫
高島田に花笄の、盛装した嫁入姿の窈たる淑女が、その嫁御寮に似もつかぬ、卑しげな慳のある女親まじりに、七八人の附添とともに、深谷駅から同じ室に乗組んで、御寮はちょうど私たちの真向うの席に就いた。
泉鏡花 唄立山心中一曲 青空文庫
……これなる窈たる淑女(――私もここにその人物の言った言を、そのまま引用したのであるが)窈たる淑女のはれ着の袖を侵したのは偶然の麁※である。
泉鏡花 唄立山心中一曲 青空文庫
いかに思い、いかに想っても、この窈たる淑女は、正しく他に嫁せらるるのである……ばかりでない、次か、あるいはその次の停車場にて下車なさるるとともにたちまち令夫人とならるる、その片袖である。
泉鏡花 唄立山心中一曲 青空文庫
」 と一言、その窈たる淑女は、袖つけをひしと取って、びりびりと引切った。
泉鏡花 唄立山心中一曲 青空文庫