同病
どうびょう
名詞
標準
the same sickness
文例 · 用例
もし芥川君が、實に自分の同感者であり、同病者であるならば、我々の會話は魂の深い所で、親友としての握手を交換すべきだ。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
そして同病相憐む心から私は急いで其處を通り過ぎねばならなかつた。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
」「うむ、うむ、そのホンブレンもバイオタと同病。
— 宮沢賢治 『楢ノ木大学士の野宿』 青空文庫
そして同病相哀れむ心から私は急いでそこを通り過ぎねばならなかった。
— 寺田寅彦 『写生紀行』 青空文庫
同病相哀れむゆえんであろうか。
— 寺田寅彦 『カメラをさげて』 青空文庫
地に転びてようよう起ち、力無ければ争い得ず、悄然として立去るを、先刻より見たる豆府屋は、同病相憐の情に堪えず、「こう老爺様まあ待ちねえ、婆様ちょいと。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
負傷者は直ちに北区大同病院にかつぎ込み加療中。
— 織田作之助 『大阪の憂鬱』 青空文庫
たとえば彼と同病にかかっていながら盛んに活動している先輩のうわさなどが出ると、それが彼に対する直接の非難のように受け取られた。
— 寺田寅彦 『球根』 青空文庫
作例 · 標準
彼は「同病」の患者たちと励まし合いながら、治療に専念している。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「自分だけじゃない」と思えることが、「同病」の仲間にとって大きな支えとなる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
癌患者の会では、「同病」という共通の経験を持つ人々が集まる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite