中堂
ちゅうどう
名詞
標準
main temple building
文例 · 用例
贄卓の上の色硝子の窓から差し入る夕日が、昔の画家が童貞女の御告の画にかくやうに、幅広く素直に中堂に落ちて、階段に敷いてある、色の褪めた絨緞を彩つてゐる。
— DIE FLUCHT 『駆落』 青空文庫
そして竪に長い中堂を見込んだ。
— DIE FLUCHT 『駆落』 青空文庫
その春から上野の中堂が大修繕の工事に取りかかりましたので、お花見差止めというわけでもありませんでしたが、大抵は遠慮して上野のお花見には出ませんでした。
— 岡本綺堂 『怪談一夜草紙』 青空文庫
二人は家の中へ入って中堂の口に立った。
— 雷峯怪蹟 『蛇性の婬』 青空文庫
二人は家の内へ入って中堂の口に立った。
— 田中貢太郎 『雷峯塔物語』 青空文庫
そこで旅装を調え、日を期して出発することになり、中堂に酒を置いて、母親と愛卿の三人で別れの觴をあげた。
— 田中貢太郎 『愛卿伝』 青空文庫
趙は茫然として中堂の中に立っていた。
— 田中貢太郎 『愛卿伝』 青空文庫
趙は一人中堂にいたが、退屈でしようがないので、いっそ寝ようかと思ったが、どうも寝就かれそうもないので、そのまましかたなしにじっとしていた。
— 田中貢太郎 『愛卿伝』 青空文庫
作例 · 標準
法隆寺の**中堂**は、その優美な建築様式で知られている。
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寺院の**中堂**には、歴史的な仏像が安置されている。
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昔の**中堂**は戦火で焼失し、現在のものは再建されたものだ。
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